ありがとうございました

                                            3月19日
                                            母が朝から 私を心配して様子を見に来た。この夏78歳になる母はまだ元気で働いているのに
                                            だめな娘でごめんなさい・・心配ばかりかけてごめんなさい・・・
                                            母はお昼にもまた、食べるものを買って顔を見に来て、ジュンコに話しかけた
                                            そして家族の夜の御飯の心配もして 何かしら届けてくれた おかあさん ありがとうございます


 
                                            3男は アルバイトを始めた。以前も何回かしていた引っ越しのアルバイト
                                            ジュンコの状態を心配しながらも、安定しているからでかけておいで・・とすすめた。
                                            旦那も長男次男も、家業が忙しいため家にはいられなかったが、朝夕にジュンコに話しかけてくれた
                                            限られた時間が迫っていることをなんとなくは分かっていても どれだけあっても時間は足りない・・




                                            ホルモン=レベンタ投与量を 少し前から増やすように言われていた
                                            まだ望みがないわけではないと先生が言った。このT3、T4が効いてくれれば状態は必ず良くなるから
                                            ステロイドはやめるけれど、これは最後まで続けてほしいと言われていた
                                            どれだけ効いているのか確証がないままの投薬、ジュンコはもうこんな状態だし・・
                                            そう思いながらも、望みをレベンタに託していた




                                             もう誰にも会わず、ゆっくりと最後の時間をジュンコとのんびり過ごそうと思っていたら
                                             どうしても会わせてほしいとお友達が言ってきた
                                             もう2週間以上まともに眠れていない上 人と話せる状況ではなかったのだけど
                                             最後かもしれないからと、会ってもらうことにした。
                                             私は疲れ切っていて、食べさせることや飲ませることの話へのアドバイスは正直辛かった
                                             もうお見舞いの人の相手をする力が私にはなかった
                                             どんな良い話も私には 受けいれるだけの気力が残っていませんでした
                                             わがままな自分を申し訳なく思いました




                                             19日、夕食後 いつものように旦那と取りとめのない話をしている時だった
                                             耳が動いた気がして すぐジュンコの顔を覗き込んだ。
                                             大きなジュンコの目が開いていた ****
                                             きょとんとして私を見たその顔は もうずいぶん前に見た優しい可愛いジュンコの柔らかな表情だった




                                             「おかあさんやよ**わかる?」と聞いたら
                                             瞬きを2回した。「おとうさんもおるよ!」と言ったら、覗き込んだ旦那の目を見た
                                             意識がはっきりともどった瞬間だった・・



                                             ペロペロ・・と舌を動かし、のどが渇いたというしぐさをしたので 
                                             砂糖湯を作り すぐ匙で飲ませてあげた。
                                             力が全く入らないので 旦那が首の下に手を回し、のどに流れるように首を起こしてあげると
                                             確かに、ゴクッゴクと小さく音が聞こえた




                                             そして、にっこりと笑った***




                                             旦那は、身体をさすってあげて、話をしてあげた。私は砂糖湯の次にレベンタを少しづつお口に入れてあげた
                                             ジュンコは気持ちよさそうに、また目を閉じた・・。
                                             相談をして、点滴を入れてもらうため先生に往診をお願いした
                                             見ると、剥げていたジュンコの脱毛していた手が 柔らかな毛布のような毛で覆われていた


                                             体調ばかり気にしていて 気が付かなかったけれど、
                                             ひげも、昨日から見るとしっかり伸びてまっすぐになっていた
                                             先生に伝えると、ホルモンが効いてきてるんだね!と目を細めてくださった

                                             ブドウ糖を点滴して 反射を見て先生は驚かれた・・・・。
                                             瞳孔も、血圧も、脈も戻ってきています。と、、、


                                             私は、奇跡が起きた!!とこの時そう思いました**
                                             ジュンコの頑張りと、みんなの祈りが通じたのだと・・・・
                                             その夜は久しぶりにとても幸せな夜となった・・
                                             夜、11時過ぎ 大量のおしっこで、シートが濡れた。うんちも少しだけど出た
                                             濡れた毛と、お尻を暖かいタオルで丁寧に拭き清め、血流が良くなるようにマッサージをして
                                             ジュンコにくっつきながら 痩せてきた顔を覗き込んで もうひと頑張りだね**と言った 



                                             興奮して眠れずに、何度も何度も顔を覗き込んで 明け方久しぶりに2時間ほど眠ることができました・・



                                             あと少し・・あと少しの辛抱なんだよ・・・・きっと。
                                             この夜は、うれし涙が次から次へと込み上げてきて止まらなかった**
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by namabi-rulave | 2015-04-20 23:14 | ジュンコ


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